生理前は食欲が増えてしまう…どうしたらいいの?
【質問】S実さんの質問では・・・
食欲が生理前になると増えてしまい、ついつい甘いものをほおばって、過食してしまうことが多いんです…。どうしたらいいのでしょうか?
女性は誰でも経験したことのある生理前の過食!
甘いものを摂れば、一時的に血糖値は上昇し「お腹が満たされた。満足^^」と錯覚してしまいがちですが、じつは、血糖値の降下も早いために、すぐに「お腹が空いた…」という感覚になってしまいます。
生理前の食べすぎを何度も重ねてしまうと体重が増加に繋がってしまいますので、どうにかして食欲を抑えたいものですね。
妊娠ホルモンと呼ばれる女性ホルモン「プロゲステロン」と「エストロゲン」は、卵巣から分泌されるホルモンなのですが、このホルモンが食欲に関係しています。
とくに「プロゲステロン」は生理の前になると分泌されるホルモンで、体の中にある水分を保ってくれる働きを担ってくれます。
ですが、この「プロゲステロン」の分泌が多すぎてしまうと、血糖値が下がり、自律神経の乱れにつながってくるのです。
ストレスやブドウ糖不足で刺激を受けると、「お腹が減った!」「何か口にしたい」という耐えるのにはツライ状況になるようです。
結論から書いてしまうと、効果に期待できる方法は食事の回数を増やしてあげることです。もちろん通常通りの食事量を何度も重ねてしまっては意味がありませんが、一度の取る食事量を減らすことで、問題は解決できそうです。
例えば、ご飯やパンなど、炭水化物は血糖値を保つのにはとても効果的な食べ物です。
「炭水化物は太っちゃう!」と、ダイエット時には敬遠されがちな炭水化物ですが、あまりに減らしすぎると逆効果ということですので気をつけたいところです。
ちなみに、食事の回数を増やしたときの間隔ですが、血糖値を維持するためには、大体三時間ほど間を空けての食事が理想といわれています。
甘いものがどうしても我慢できないようでしたら、フルーツを摂ることによって、血糖値の激しい動きを予防できます。
生理前は何かとストレスがたまるもの、好きなアーティストの曲を聞いて心を落ち着かせてみたり、軽いスポーツで体を動かすなどをして、リフレッシュすることも大切ですよね。