お酒を飲むと食欲が増える?

お酒がダイエットに悪影響を与えているの?

 

【質問】S吾さんの質問では・・・

 

妻から「お酒はダイエットに悪い。」と言われています。
本当にお酒は、ダイエットに良くないのでしょうか?

 


お酒自体は悪くない!

飲みすぎはもちろん体に良くないアルコールですが、1日に30mlほどであれば、体にいいと言われています。

 

血管の中の血栓を溶かしてくれたり、血液を増やし血の巡りを良くしてくれたり、また気持ちをゆったりとさせてくれるのは、アルコールが緊張した脳を解してくれるからです。

お酒を飲むと食欲が増える?

「お酒は百薬の長」である、昔の人はよく言ったものだなあと感じます。先に嬉しい効果ばかりを書きましたが、食欲に関してはそうとも言い切れないのがアルコールなんです。

 

 

『空腹のまま飲酒をしてはいけない』というのは通説ですが、これは酔いが早く回ってしまうからのみではなく、胃酸の分泌が活発になるから、ということにも当てはまります。

 

 

胃酸の分泌が活発になるとどうなるかというと、食欲が我慢できなくなり、過食気味へ傾いてしまうのです。

 

 

お酒が美味しくて、ついつい一緒に食事も進んでしまう、食事が進めばお酒も進み、そしてまた食事も進む…。まさに悪循環といった感じですよね…。

 

お酒を飲むデメリット

特に15%以上のアルコールを含んだお酒が胃に入ってしまうと、胃の中で殺菌作用が働きます。

 

 

 

そのため、胃液の分泌は活発になり、炭酸ガスや、ホップが配合されたアルコールは、強く胃へと働きかけるため、食欲が活発になってしまいます。

 

 

 

アルコールのお供にと、塩分や油分が多く含まれたおつまみへと、手が伸びしまう方もたくさんいらっしゃると思いますが、食欲が増えるだけでなく、肝臓へもダメージが積み重なってしまいます。

 

 

 

・・・なので、出来ればカロリーの低いおつまみを選んでみてくださいね。アルコールの代謝がよくなりますよ。

 

 

 

アルコール好きな方は、ルールを決める

アルコールが好きな方には、美味しくお酒を飲めないのは大変だとは思いますが、食欲を抑えるには言葉通り、お酒をたしなむ程度が大切だということ。

 

 

 

ダイエット真っ最中の方でしたら、アルコールの制限は200カロリーまで、アルコールのお供は400カロリーまでと決めてみてください。

 

 

 

ビタミン、ミネラル、アミノ酸をたくさん保持している、カシューナッツやピスタチオなどのナッツ類は、コレステロールを抑制してくれる働きがある反面、カロリーの高さがダイエット中の方にとっては残念です…。

 

 

 

あまり食べ過ぎないよう気をつけたいところですよね。


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