消化されにくい食材を上手に活用する

消化されにくい食材を上手に活用する

 

夏までにやせたいと思って、ダイエットを始めました。出来ることを地道にやっていくと決めたので、現在食事制限をしています。

 

ですが、どうしてもお腹が減ってしまって、つい間食に走りそうになってしまいます。空腹を満たせるような食事って、どのようなものを取り入れていけばいいのですか?

 

良いアイディアがあれば教えて下さい。

 

(saccaさん/H.N からの質問)

 


 

 

食材と上手に付き合う

ダイエット中の辛い空腹を満たすためには、消化がされにくい食材と上手に付き合っていくのがオススメです。

 

 

消化がされにくい食事は、カロリー摂取に関して頭を悩ませなくてもいいことと、さらにはお腹が空きにくいという特徴を持っています。

 

 

まずオススメしたいのは食物繊維です。

 

 

 

食物繊維はどんなに食べてもあまり消化されません。「セルロース(不溶性食物繊維)」というものが代表的な食物繊維ですが、こちらは根菜(ごぼうやレンコンなど)などのほかにも、とうもろこしや大豆、玄米等の穀物の皮にたっぷりと入っています。

 

 

 

また、水分を除くほかのもの全部が、「グルコマンナン」という食物繊維から成り立っているこんにゃくも、ほとんど消化されることはないでしょう。

 

 

 

このような食物繊維は、胃の中にある消化液ではどうにも出来ないために、腸の中にまで残り、水を吸い込んで膨張し、体に害をなす物質などを吸い取ってくれる効果も持ち合わせています。

 

 

 

ですから、便秘解消などにも効果的で、まさにダイエットには最適な食べ物なのです。

 

 

 

ベータ化されているでんぷんも消化されにくい

少し驚かれるかもしれませんが、片栗粉や冷たいご飯などに含まれている、ベータ化されているでんぷんも消化されにくいといわれています。

 

 

 

消化の麺だけで考えると、ホカホカのご飯よりも冷たいご飯の方がお腹が空きにくく、空腹を満足させてくれるには、オススメの食べ物です。

 

 

 

また青ねぎやニラなどの野菜、魚や肉の脂身、そしてナッツ類なども、水に溶けにくいという特徴を持っていますので、消化するまで一定の時間が必要になります。

 

 

 

ピーナッツバターを挟んだ玄米パンや玄米を使ったおにぎりなどを軽食とすれば、間食の空腹感を満足せてくれるのにちょうどいいでしょう。ただ、気をつけたい点は、体調が良くないときにはオススメできない点です。胃腸に負担がかかり、お腹を壊すこともあるので気をつけてくださいね。


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