食器の種類や大きさで食欲をコントロール

食器の種類や大きさで食欲をコントロール

 

 

食べる量を減らしたいなあと思うのですが、なかなか思うようにはいきません。

 

お茶碗半分にご飯をよそっても、意志が弱いのでついおかわりをしてしまいます。何かいい方法はありませんか?

 

(カノウさん/H.N からの質問)


子供のころの給食を覚えていますか?

メラミン樹脂やプラスチック、アルミ製のお皿…、子供たちがうっかり割ってしまわないような対策で、陶器のお皿は使っていなかったんだと思います。

 

きっとお皿なんて育ち盛りの子供たちにとっては関係ないかもしれませんが、今思うと余り食欲が旺盛になる気がしません。

 

 

 

美味しさは視覚も左右する

病院食でも同じです。「よく病院食は美味しくない。」という話を聞きますが、それは視覚からくることも大きいです。

 

 

 

栄養価が高く、美味しかったとしても、食器がイマイチだったり、チープすぎるものだったら、食事は楽しいものに感じられません。

 

 

レストランやホテルなどで、豪華な食器にキレイにお料理が乗せてあったとしたら、知らず知らずのうちにおなかが、ぐぅとなってしまいますよね。

 

 

 

このことを逆手にとって、自分の感覚をだましてみるのはいかがでしょう。わざと安っぽい食器を使って、食事を取ってみるのです。もしくは、食器を小さなものに変更するのもいいかもしれません。

 

 

 

自分の感覚をだましてみる

食欲が大きくなってくると、自然に大きな食器や器を使いたくなります。

 

 

 

それは、食べ終わってからいちいちお代わりをよそうのが面倒だったり、一気に多い量のものを食べてしまいたかったり、という考えからだと思います。ですがそこはぐっと我慢、小さな器を使い、いつもの量より2割ほど減らした量のものをよそいましょう。

 

 

 

大きな器に盛り付ければ少なく見える量も、小さめの器によそった同じ量のものなら、そんなに少なく感じられません。

 

 

 

食器の大きさは、食べる人の体重と比例する、そんな言葉もあります。心理的に自分を上手にだまして、食欲を落ち着かせてあげてくださいね。


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